アルツハイマーの身体的な症状について
Posted on 10 月 12, 2008 under アルツハイマーのこと |アルツハイマー型認知症のケースは、物忘れや記憶障害、
例えば、さっき食べたものを忘れてしまう、とか、今日が何日かわからない、
自分が今どこにいるのかが分からない、こういった症状のことを言いますが、
それらの記憶の障害とは別に、身体的な症状も見られるようになります。
身体的な症状は見当識障害と呼ばれ、その具体的な例としては、
失語、失行、失認という症状があげられます。
・失語・・・聴覚や発声機能に異常がないのに、言語の理解や発声が上手く出来ないこと
・失行・・・運動障害をもたらす器質的な病変がないにもかかわらず行動が正しく行われないこと
・失認・・・本来認識すべき対象に対して正常な理解ができなくなったもの
これらの症状が進行してしまうと、失語状態や歩行にまで障害が出たり、それが悪化してしまうことがあります。そうなると、日常生活にも支障が生じてしまうのです。
またその他には、めまいや頭痛などの心気症状もみられるようになります。
道徳観や清潔感が失われ、人によっては性的に問題のある行動をとってしまったり
することもあるでしょう。
ご家族にアルツハイマーの方がおられる場合は、その方が場所をわきまえずに排尿したり、夜間に幻覚をみて大騒ぎしたり、部屋のなかを歩き回ったりした、なんていうのを
目の当たりにしたという方もおられると思います。
アルツハイマーにかかると、歩行困難や失禁などの身体的な症状はつきものですが、
症状が悪化し、末期症状になると、それは完全な認知症状態です。
寝たきりになってしまい、その場合、発病から5年から10年くらいで死にいたるといわれます。