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痴呆?認知症??

Posted on 11 月 03, 2008 under どうしてアルツハイマーになるのか, アルツハイマーのこと | Comments are off

近年、痴呆という言葉が使われなくなりましたよね。
それに代わって、認知症という用語が用いられるようになりました。

確かに以前では認知症を、”痴呆”と呼んでいました。
しかし、2004年に厚生労働省の用語検討会で、
「痴呆」ではなく「認知症」という用語に変換しようという内容で決定しました。
そのため、行政や高齢者の介護分野において、「痴呆」の語が廃止され、
そして「認知症」に置き換えられたのです。
2007年頃までには、学会などでも言い換えがほぼ完了しているそうです。
最近では認知症という言葉は、すっかりなじみましたよね。

ちなみに認知症とは、後天的な脳の器質的な障害によって、いったん正常に発達した知能が低下した状態を言いますが、先天的に脳の器質的障害があり、運動の障害や知能発達面での障害などが現れる状態のことを知的障害といいます。

認知症をひきおこす原因となる主な病気をご紹介しましょう。
・脳血管障害
・アルツハイマー病などの変性疾患
・正常圧水頭症
・ビタミンなどの代謝・栄養障害
・甲状腺機能低下、など。

そのうち、脳血管障害のケースですが、
画像で診断するだけでは微小病変が見つかっているような場合でも、
本当にこれらが認知症状の原因になっているかどうかを判別するのはとても難しいのが
現状だそうです。
これまでは「脳血管性認知症」と診断されてきましたが、
実際はアルツハイマー病が認知症の原因となっている場合が多いようです。
これを、「脳血管障害を伴うアルツハイマー型認知症」といいます。

アルツハイマーとはなにか

Posted on 8 月 27, 2008 under どうしてアルツハイマーになるのか, アルツハイマーのこと | Comments are off

老年期の認知症の一種として、知られているのがアルツハイマー型認知症。
よく『アルツハイマー』といいますが、そのことをさしています。
アルツハイマーの最初に現れる症状は、物忘れがひどくなったり、記憶が混乱してしまう、というものです。場所がよくわからなくなる、というケースも多いようです。

アルツハイマーが進むと、徐々に、物事を認識できなくなり、
言葉さえわからなくなってしまう認知症の状態になり、最終的には死に至ります。

アルツハイマー型認知症というのは、一体どのような病気なのでしょうか。
現在では、アルツハイマー型といっても、老年性認知症とほとんど一緒なので
アルツハイマー=老年性認知症の早発型、という捉えかたもあります。
当初、アルツハイマー型認知症は、1907年にドイツの精神医学者アルツハイマーが、
進行性の認知症をもつ51歳の女性の症例を発見したことから由来しています。

実は、アルツハイマー型認知症になる原因は、現代においても未だ不明なのです。

アルツハイマー型認知症では、大脳が萎縮したり、神経伝達物質に変化などが見られることが分かっています。
神経伝達物質には、カテコールアミン、アセチルコリン、セロトニンなどがあり、
神経細胞から出される信号を伝達します。

最近では、生物学的に原因をつきとめようとする研究が行われていて、
老人斑の原因である、アミロイドと呼ばれる色素たんぱくが脳に沈着したものや
神経原線維変化などからも、アルツハイマーの生化学的な研究が進んでいます。
ですが、本格的にアルツハイマーを解明するのには、まだまだ時間を要しそうです。