Posted on 10 月 12, 2008 under アルツハイマーのこと |
アルツハイマー型認知症のケースは、物忘れや記憶障害、
例えば、さっき食べたものを忘れてしまう、とか、今日が何日かわからない、
自分が今どこにいるのかが分からない、こういった症状のことを言いますが、
それらの記憶の障害とは別に、身体的な症状も見られるようになります。
身体的な症状は見当識障害と呼ばれ、その具体的な例としては、
失語、失行、失認という症状があげられます。
・失語・・・聴覚や発声機能に異常がないのに、言語の理解や発声が上手く出来ないこと
・失行・・・運動障害をもたらす器質的な病変がないにもかかわらず行動が正しく行われないこと
・失認・・・本来認識すべき対象に対して正常な理解ができなくなったもの
これらの症状が進行してしまうと、失語状態や歩行にまで障害が出たり、それが悪化してしまうことがあります。そうなると、日常生活にも支障が生じてしまうのです。
またその他には、めまいや頭痛などの心気症状もみられるようになります。
道徳観や清潔感が失われ、人によっては性的に問題のある行動をとってしまったり
することもあるでしょう。
ご家族にアルツハイマーの方がおられる場合は、その方が場所をわきまえずに排尿したり、夜間に幻覚をみて大騒ぎしたり、部屋のなかを歩き回ったりした、なんていうのを
目の当たりにしたという方もおられると思います。
アルツハイマーにかかると、歩行困難や失禁などの身体的な症状はつきものですが、
症状が悪化し、末期症状になると、それは完全な認知症状態です。
寝たきりになってしまい、その場合、発病から5年から10年くらいで死にいたるといわれます。
Posted on 9 月 30, 2008 under アルツハイマーのこと |
人間はずっと生きていれば、誰でも歳をとりますね。
高齢の方になればなるほど、『最近、物忘れがひどくなった』『記憶力が低下した』
という話をよく話しているのを聞きます。
このような症状は、残念ながら誰しもが多かれ少なかれ経験して行くことです。
いわゆる「老人ボケ」ですが、現代の高齢化社会に伴う認知症は大きな問題です。
”アルツハイマー”という言葉も、新聞やテレビなどでもよく頻繁にみかけ、珍しいものではなくなりました。
老人の認知症には、いくつか症状がありますが、主に下記の4つです。
●アルツハイマー型認知症
●クロイツフェルト・ヤコブ病
●ピック病
●コルサコフ症候群
認知症というのは、知能のはたらきが低下した状態のことで、普通に社会生活を
送ることが難しくなるという病気です。
ですから、老人に限ったものではなく、たとえば、若い人でも、
事故などで脳にダメージを受けた後遺症として、認知症が生じてしまうケースもありますし、脳の病気が原因で、認知症になってしまう場合もあるのです。
また逆に、高齢者すべてが認知症になり、「ボケ状態」になるわけでもありません。
多少は物忘れがひどくなっても、日常生活には何の支障もないというのが普通です。
老年期の認知症は、大きく2つに分けることが出来ます。
それは 1)初老期認知症 2)老年期認知症です。
1)は40~60歳の初老期に現れるケースのもの、
2)は、65~70歳に現れた場合のものをそう呼んでいます。
Posted on 8 月 27, 2008 under どうしてアルツハイマーになるのか, アルツハイマーのこと |
老年期の認知症の一種として、知られているのがアルツハイマー型認知症。
よく『アルツハイマー』といいますが、そのことをさしています。
アルツハイマーの最初に現れる症状は、物忘れがひどくなったり、記憶が混乱してしまう、というものです。場所がよくわからなくなる、というケースも多いようです。
アルツハイマーが進むと、徐々に、物事を認識できなくなり、
言葉さえわからなくなってしまう認知症の状態になり、最終的には死に至ります。
アルツハイマー型認知症というのは、一体どのような病気なのでしょうか。
現在では、アルツハイマー型といっても、老年性認知症とほとんど一緒なので
アルツハイマー=老年性認知症の早発型、という捉えかたもあります。
当初、アルツハイマー型認知症は、1907年にドイツの精神医学者アルツハイマーが、
進行性の認知症をもつ51歳の女性の症例を発見したことから由来しています。
実は、アルツハイマー型認知症になる原因は、現代においても未だ不明なのです。
アルツハイマー型認知症では、大脳が萎縮したり、神経伝達物質に変化などが見られることが分かっています。
神経伝達物質には、カテコールアミン、アセチルコリン、セロトニンなどがあり、
神経細胞から出される信号を伝達します。
最近では、生物学的に原因をつきとめようとする研究が行われていて、
老人斑の原因である、アミロイドと呼ばれる色素たんぱくが脳に沈着したものや
神経原線維変化などからも、アルツハイマーの生化学的な研究が進んでいます。
ですが、本格的にアルツハイマーを解明するのには、まだまだ時間を要しそうです。